ペットを飼ううえで忘れてはならないのが「お金」の問題です。初期費用だけでなく、毎月かかる維持費、さらに病気やケガをした場合の医療費など、思った以上に出費があることを理解しておく必要があります。経済的な準備を怠ると、ペットの健康や生活の質に悪影響を与えてしまう可能性があります。
ペットにかかる主な費用項目
- 初期費用
- ペットそのものの購入費用(保護動物の場合は不要)
- ケージ、ベッド、食器、トイレ、首輪、リードなどの用品
- ワクチン接種や健康診断の費用
- 毎月の維持費
- フード代、トイレ用品(猫砂、ペットシーツなど)
- 定期的なノミ・ダニ予防薬やワクチン
- トリミング代(犬種によっては毎月必要)
- 医療費
ペットが病気やケガをした場合、人間のような健康保険は使えないため、全額自己負担になります。入院や手術となると、数万円〜十数万円になることもあります。 例:筆者の友人の猫が尿路結石で緊急手術を受けた際、治療費に約15万円かかったとのことでした。 - ペット保険の検討
最近では、ペット保険に加入する家庭も増えています。月々1,000円〜3,000円程度で、通院・手術費の一部をカバーしてくれるプランもあります。ただし、保険に入るタイミングや条件も確認が必要です。
家計の中で無理のない範囲を見極める
「今はお金に余裕があるから大丈夫」と思っていても、将来の出費まで想定することが大切です。たとえば、子どもの進学や転職、病気など、家計に影響するライフイベントは誰にでも起こり得ます。
ペットの一生を通じて責任を持つには、「今月いくらかかるか」だけでなく、「10年後まで安定して支えられるか」を考えることが重要です。
また、災害や突然の入院など、予期せぬ出費が発生したときのために、ペット専用の貯金を作っておくのも一つの方法です。月に数千円ずつでも積み立てておけば、いざというときの安心につながります。
経済的準備は、愛情の証しでもある
お金をかければ良いというわけではありませんが、必要なものを我慢させない環境を整えることも、ペットへの愛情のひとつです。「かわいい」だけで飼うのではなく、「責任を持って最期まで世話をする」ためには、経済面での計画性が欠かせません。